【危険な風邪症状】その発熱、単なる風邪ではないかも?

全国で感染者が急増しているSFTS(重症熱性血小板減少症候群)は、マダニが媒介する危険な感染症です。今年の感染者数は過去最多の165人(10月7日時点)、死亡者は13人(8月時点)です。

🥶FTSの恐ろしい点は、初期症状が風邪と似ていることです。

  • 主な初期症状: 発熱、全身倦怠感、食欲低下、嘔吐、下痢、腹痛

SFTSは重症化すると血液中の血小板が減少し、出血傾向や意識障害を引き起こし、致死率が高いとされています。

🐈 濃厚接触は要注意!身近なペットを介した感染

SFTSは、マダニに咬まれることで感染しますが、近年、発症した猫や犬から飼い主への感染が報告されています。

特に、ペットの口や体液が人間に触れるような濃厚な接触には注意が必要です。口や目元を舐められるのは避け、動物との入浴や布団に入れて寝ることも止めましょう(動物由来感染症ハンドブックより)

🏥 医師に必ず伝えるべき「飼育状況」

風邪に似た症状で医療機関を受診する際、ペットを飼っている人は、医師に以下の点を伝えてください。これが早期診断の鍵となります。

  • ペットを飼っていること
  • ペットの直近の健康状態
  • 普段のペットとの接触の仕方(咬まれた、ひっかかれたなど)

🌱 人と動物の健康を守る「One Health」

ペットのノミ・マダニ駆除薬を忘れずに与えるなど、日頃から動物由来感染症の予防に努め、人間、動物、環境の健康を一つとして捉え、連携して感染症対策に取り組む「One Health(ワンヘルス)」の考え方が重要です。