家庭用血圧計で「動脈硬化の進行」を測る方法

■「平均血圧・脈圧・脈拍」で動脈硬化の状態が見える!

「平均血圧」とは上と下の血圧の平均値です

血圧を形で描くと山のような形で、この山を上下同じ面積に分ける線(平均血圧)は、頂上と麓の中間より少し低い位置になります。

家庭用血圧計で【動脈硬化の進行度】簡単診断

まず平均血圧を診断します

平均血圧が110以上は「末梢血管の動脈硬化」を疑ったほうがいいでしょう。                                                                      

「下の血圧が低いから安心」は大きな間違い

「脈圧」とは心臓が血液を送り出すときに生まれる圧力(「上の血圧ー下の血圧」)です。

60(基準値)以上になると「太い血管の動脈硬化」が疑われます。

「脈拍数」が多いと「突然死リスク」がアップする!?

脈拍数とは1分間に脈を打つ回数です。

血圧が正常でも、脈拍数が70回(1分間)以上だと(70回未満の人に比べ)心臓病死亡リスクが約2倍になるといわれています。