話すだけで「あたまの健康度」がわかる!?
塩野義製薬とFRONTEOが挑む、AI時代の認知機能チェック
超高齢社会の課題解決へ、画期的な新サービスが登場
塩野義製薬とAI開発のFRONTEOがタッグを組み、ユニークな認知機能評価ツール「トークラボ KIBIT」を開発しました。
これは、厚生労働省の推計で高齢者の約3割が認知症または軽度認知障害を抱えているとされる現代社会で、話すだけで「あたまの健康度」をチェックできるという画期的なサービスです。
専門家の知見をAIに学習させる独自の技術
「トークラボ KIBIT」の核となるのは、FRONTEOが開発したAIエンジン「KIBIT」です。
このAIは、単なる音声認識やチャットボットとは一線を画し、専門家が持つ長年の知見や判断基準を深く学習することで、まるで熟練した医師のように、会話の内容を詳細に分析する能力を持っています。
ユーザーはスマートフォンやタブレットに向かって、AIから出されたテーマについて数分間話すだけ。AIは、話に含まれる情報量や語彙の豊富さ、話の構成の論理的な一貫性などを独自のアルゴリズムで解析し、評価を数値化します。(資料画像)

これにより、従来の対面検査のような時間や場所の制約なく、誰でも手軽に自身の認知機能の状態を把握できるようになるのです。
保険や自治体、運転免許センターでの活用も
「トークラボ KIBIT」は、その手軽さから幅広い分野での活用が期待されています。
日本生命では保険商品への付帯サービスとして提供し、保険加入者が定期的に自身の健康状態を確認することで、病気の予防や早期発見につなげることを目指しています。
他にも、高齢ドライバーの運転免許更新時の認知機能検査や、自治体の健康相談窓口、介護施設などでのスクリーニングツールとしての導入も進められています。
この技術は、認知機能低下を早期に捉え、適切な対策を促すことで、高齢者の生活の質(QOL)向上に大きく貢献するでしょう。


